「パパを嫌いになった理由」
少し前に大盛り上がりしていたタグ。
私も、書き込みはしないけれど見ていたタグである。
そのタグ内容を見て「うへぁ……」と正直げんなりしていたし、うちの父親にそこまでされた経験がないので「そうなのか……」ぐらいな気持ちで読んでいた。
しかし、タイムラインに元記事が消されたスクリーンショットが飛び込んできた。
現在のパパさんが書いたと思われる記事である。
内容をかいつまむと
・子供が大好き
・子供が大好きだからいっぱい遊んじゃうんだよね
・遊びすぎて泣かしちゃうんだけどね(えへ)
・ついつい泣くのが可愛くてさあ
・でもこれ、みんな小学生のころやるよね?
・可愛い子いじめたくなるよね?
・俺、まだ小学校並みの精神レベルなのかも?
・でもね?
・パパはね? 我が子ちゃんが大好きなんだよ~
・だから、そんなに嫌いにならないでよ~
・ね!
・これからもいじめちゃうと思うけど、我が子ちゃんが可愛いからだからね!
───と……
読める範囲の内容では、こう書いてあった。
こう書いてあったと思う。
うん、間違ってはいないはずだ。
……………………。
───母親である私は今、内容を羅列して辟易としているのだが…………
(@_@;)
突っ込みたいところは山程あるのだが
まず「記事」だったのか「個人のブログ」だったのかがわからないのでとりあえず言わせてもらうと
問題提起しておいて宙ぶらりんかよ!!!?
解決しねーのかYO!
けつろんねーのかYO!
ちょ、待てよ!!
置いて行かないで筆者さあああん!!!
となった私の心を救済していただきたい。(切実)
「どうしてだろう?」→
「おそらくこんな原因」→
「気をつけなきゃいけませんね!」
ではなく
「どうしてだろう?」→(ここはいい)
「今実際こんな感じ」→(そうね、よくあるね)
「でも昔もそんなふうに泣かしたよね?」→(( ゚д゚)?)
「じゃあ仕方ないかも!」→(待て)
「というわけだからよろしくね!」
という論法にくさも生えない。
くさもはえない。
くさもはえない。(大切なことなのでさんかい(ry
「これじゃあ炎上するよ……」と思いながら、この記事のおかげですっかり目が覚めてしまったので
母親目線で
「<どうして?> パパは! 君が泣くまで! それをやめないのかッ!!!」
を考えてみた。
まず、この件が広くサンプルが取れる案件ではなく
『あの記事』と、『身近なサンプル』から得る『超個人的な論法』であり、苦情は一切受けつけないことを先に記した上で
そんなひとばっかりじゃないってわかってるよ!!
と、大きな字で書いておく。
───あああああ~~~炎上すっかなこれ
炎上こえーなあ…………
燃えたくないよなぁ…………(T_T)
さて、
前置きも終わったところで、母親して10年になる目線で、夫と子供のことを思い出しながら書いてみよう。
我が家には二人の子供がいる。
小学校高学年の娘と、入学前の息子である。
ここ十年、彼は父親として子供と体当たりでよく遊んでいると思う。
それらを思い出して一言言うなら
『なぜ笑っているうちにやめない?』
───これに尽きる。
これ以上言うことがないぐらい、これに尽きる。
我が家のパターンでシュミレーションしてみよう。
子「ぱぱ あそんで~!」
父「はいよ!」
───母親ではできない旋回などをして遊ぶ
子「キャッキャ!」(*^^*)
父「おりゃあああああ」
子「きゃーーーーーー!!」(*^▽^*)
父「おりゃあああああ」
子「やめてぇ!」(>▽<)
父「おりゃああああああああ」
子「おろして!」(>△<)」
父「おりゃああああああああああ」
子「おろ・おろし、いや!
びええええ!!」
───……………………。
………………
───………………と、いう展開が我が家のテンプレなのだが、いかがだろうか。
………………いや、うん
遊んでるのよ
遊んでくれてんの
遊んでくれては居るんだけどね???
なぜ泣かす???
───…………あのさ。
泣くほど嫌な思いしたら「遊んでくれた!(*^^*)」じゃなくて「パパ、嫌って言ったのにやめてくれなかった」ってなるよね?
いい思い出じゃなくて
嫌な思い出だよね???
それで、そのあと必ず
「ままぁぁぁああああああああああ(T_T)」
になるよね?
なってるよね?
なってません?
経験ありません???
例えば笑ってごまかせるものも、度が過ぎたら嫌ですよね?
───くり返し問おう。
な ぜ 泣 か す ??
『楽しんでると思って』!?
いや、ないてるじゃん!?
わたし止めたよね?
『嫌よ嫌よも好きのうち』!?
しらねーわ!!!子供にそんな大人の駆け引きみたいなもん押し付けなんな!!!!
嫌なもんは嫌なの!!!!
───はーっ…………(息切れ
───ハーッ…………!(呼吸中)
…………私、男じゃないので……
結論「どうしてなのか」って、今仮説を立てることぐらいしかできないんですけどたぶん
世のお父さんたち
『子供の限界』がイマイチ測れてない。
これだと思います。
『どこまでやったら泣くのか』
『どこまでが楽しいのか』
ちょっとよくわかんない。
あー…………
………………書きながら思ったんですけど
───『力づくで抑え込まれる相手がいないから、自分が力で振り回されたり押さえつけられる不快感がわからなくなってる』のもあるかもなぁ───……
成人男性相手なんて、トレーニングでもしてなきゃ女子供が束になっても抑え込むなんてできやしないですから。(。ŏ﹏ŏ)
『家庭内で絶対的強者(物理)』になっている分、『やられる側』の気持ちがわからないわけ かも しれないですね
やられないからね。
わかんないよね。
あくまでも「かも」の話ね。
「かも」だからね。
(予防線を張りまくる主婦の図)
あと
『遊んでる! 俺!! 遊んであげてる!!』
って、自分が夢中になっちゃって周りが見えてない。
会社で、同僚や上司部下に気を配れても、妻子供に気を配れない。
…………いや、会社で頑張ってる分、家だと油断してしまう───が 正しいのかもしれません。
張り切っちゃうのかもしれないですね
パパ、子供と遊べる時間、少ないもんね?
……でもね、ぱぱ。
家にいるのも人間だよ。
小さくても、人間。
楽しい・嬉しい・嫌だ・ムカつく
って感情があるんです。
『嫌』つったらやめてあげて。
小さい我が子が
かわいい我が子が
きちんと『嫌だ』って
『あなたを信じて』自己主張してるんです。
あなたへの信頼です。
やめてあげて下さい。
あなたへの信頼を、裏切らないであげてほしい。
───と
そんな主婦の独り言でした。
…………今日からラジオ体操です。